1Passwordを複数のMacで同期

1Passwordはブラウザで入力したログイン情報やクレジットカード情報を一元的に管理できるソフト。「ブラウザが覚えてくれているから別にいいや」と思っていたのだが、MacHeist2でバンドルされていたものを試しに使ってみるとコレがとても便利。特にGoogleや銀行など俺とカミさんの2人がアカウントを持っているサイトでも、両方のログイン情報を記録してくれて、ツールバーに組み込まれたボタンをクリックすればそれぞれ情報をフォームに入力してサブミットまでしてくれる。

もちろんiPhone用の1Password 1Password もあってデスクトップとのシンクできるので登録したログイン情報はiPhoneでも利用可能。ただしSafariからではなく1Passwordの内蔵ブラウザでのみ利用可という制限がある。これは何とかSafariで利用できるよう、改善希望(Apple側にか?)。

またライセンスオーナーは自分の所有する複数台のMacにインストールが可能な良心的ライセンス形態なので、自分のMac全てインストールしてログイン情報を共有することも可能だ。

1Password costs $39.95 for a Single User license, or $69.95 for a Family license. 1Password is licensed on a per-person basis, meaning a single license can be used by one person on all of his or her Macs. Given that most people use multiple machines, this licensing policy drastically reduces overall cost of 1Password.

今までは「覚えやすさ」優先でどのサイトも殆ど同じパスワードを登録していたが、これならマスターパスワード1つ覚えておけば、後は全て1Passwordにお任せできるので安全度の高い無茶苦茶難解なパスワードにしても安心だ(1Passwordにパスワード生成機能も付いている)。

【備忘録】
うちの環境(親iMac、子iBook)で同期設定したときの手順

  1. iMacの1Passwordを起動して設定画面で、使用するキーチェーンをMac標準から1Password独自のキーチェーン(Agile Keychain)に変更
  2. iMacのAgile Keychainファイル(/Library/Application Support/1Password/1password.agilekeychain)をiDiskにコピー
  3. 母艦の設定画面からキーチェーンファイルを2でコピーしたiDiksのAgile Keychainファイルに変更
  4. 同期する別のMacの1Passwordを起動して3と同様の手順でiDisk上のAgile Keychainに変更する

Agileのサイトには2のあと、キーチェーンのファイル名を”1password.agilekeychain”から”1password.agilekeychain_folder”に変更せよ、と書いてあったがうちの場合は変更しなくても問題なく同期が取れた。

またMobileMeだけでなく、他のオンラインストレージサービス(DropBoxなど)を使っても同期が取れるらしい。詳しくはAgileのユーザーガイド、”Syncing Between Macs”の項を参照。

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iMac(Late2006) 強化計画 2

アマゾンに発注したSANWA SUPPLY TK-002 ドライバーセットが届いたので、早速iMacを開腹してHDDの換装を行った。

iMac(Late2006)の開腹は遮光テープとの戦いである。

とにかく液晶パネルの四方に貼り付けられている遮光テープをはがすのに一苦労、そして遮光テープを元通りに復旧させるのは不可能である。可能な限り開腹前の状態まで戻すためには、かなり神経を使ってテープはがしを行う必要がある。

基本的な作業手順はアスキーの記事の通りだが、一部相違点もあったので記録として残しておく。

  1. 液晶パネルを固定しているネジは四隅に1本ずつ、計4カ所だった
  2. トルクスドライバーT8の他にT6が必要
  3. 両面テープがあるとよい
  4. ピンセットもあると便利

1についてはアスキーの記事が24インチのiMacなので8カ所でネジ止めされているようだが、うちの20インチiMacは4カ所だった。このネジはかなり狭いスペースにトルクスドライバーT8を突っ込んで外す必要があり、遮光テープに次ぐ難所だった。ネジは外した後ドライバーのマグネットにつけて引き上げることができず(開口部がネジの皿の直径より狭い)、4のピンセットでネジを斜めにしながらつまみ上げた。

またアスキーにはトルクスドライバーはT8のみ、と書いてあったがビデオケーブルを外すのにT6のドライバーが必要。これも24インチと20インチの違いなのか?アスキーを鵜呑みにしていたので今回T6は準備していなかったので、かなり無理な体勢でビデオケーブルを外さずに換装した。

3の両面テープはHDDに貼り付けられた温度センサーの再貼り付けに必要。センサーは透明なジェル状の両面テープ(ボンド?)でHDDの側面に固定されていて、再利用可能なはがし方はできなかった。これも準備してなかったので手元にあった最も粘着力のありそうな両面テープで再取り付けしておいた。今後はがれてこないか不安が残る施工である。

また白い全面のカバー上部についているiSightのケーブルは、カバーと本体を観音開き状に開くことで外さなくても開腹可能だった。またカバーは上部2カ所でフック状のブラケットで固定されているのでカバーの下部を外したら左右にねじりながら外すと外しやすい。

ちなみに前回のポストでは外付けHDDから500GBを引っこ抜いてインストールすると書いたが、twitterで@ Kumadigitalさんが言うように”新しい方”が安心感はあるので容量の過剰感承知で新しい1TBをインストールした。

今回使ったHDDはHGSTのDeskstar 7K1000.B(HDT721010SLA360)、iMacから外したのはSeagateのBarracuda 7200.9(ST3250824AS)であった。

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iMac(Late2006) 強化計画 1

iMacの窮屈なHDDを換装すべく秋葉原のフェイスへ3歳の娘と出撃、HITACHIのSATA2 1TB(7,970円)を購入。あわせて余りの値段の安さにPC5300のSO-DIMMも1GB(1,270円)と2GB(1,970円)を各1枚購入、iMac(Late2006)はチップセットに制約でメモリは3GBまでしか認識しないし、デュアルチャンネルなんてどうせ体感できるほどは効かないのでこれで良し。しばらくパーツの値段をチェックしていないと価格の下落っぷりに驚かされるな。

計画ではバッファローの外付けHDD(500GB×2)から500GBを1発外してiMacへ、新規の1TBは外付けHDDにインストールして500GB+1TB=1.5TB体制でAVCHD専用領域とする。

今iMacへインストールする500GB HDDのデータを1TBへバックアップし始めたがコピー終了予定が25時間後、とてもじゃないが待っていられないので今晩はもう寝る。

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