丸いホテル

ずっと那須に行ったら泊まってみたかった、モンゴルのゲルに泊まることにした。遊牧民が使う移動式のテント。
丸いホテルに優介も喜ぶと思っていたのに、電気がついていなくて真っ暗だったせいか、嫌だ〜帰る〜と調子が悪い。
夕ご飯のときに隣にいた2歳と4歳の女の子連れの家族と仲良くなってママ同士がお話していた。
お姉ちゃんが丸いホテルおもしろいよ!と言っていたので優介も段々その気に。

部屋に戻るとまだこわい〜と言っていたけど、ようやくパパがなだめすかして天井が傘みたいでおもしろいねなどと言うように。
優介はようやくパパとママのベッドを行ったり来たりふざけて笑顔になってきたけど、もうパパは運転疲れでばたんきゅー。ママも猛烈に眠くなってお先に失礼。

朝ごはんの前に夕べ入れなかったお風呂に挑戦。ママは優介と温泉に入るのが夢だったんだ〜。
実は沖縄でも大きなお風呂には入ったけど熱すぎて優介は足だけだったのだ。
今度はまたこわい〜と嫌がっていたけど「お風呂さん誰も入っていない、お風呂さん一人でさみしいね」と入る気になってきた。
*最近優介は「一人でさみしい」のフレーズをよく使う。

最初は少し熱いから足だけつけて、慣れたら階段に座って、慣れたら下に足を着いてしゃがむことができた。やったー。
バタ足したり、「こーんなことママできる?」なんて手だけでぷかーって二人で浮いたりして楽しかった。
露天にも入りたかったのにどうしても嫌みたいで「雨だからだめだよ」って。「傘あるから大丈夫だよ」って言うのに「だめだよ」じゃあ、また今度ね。

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